2008年05月12日

過去に囚われないで

過去に囚われないで

過去の栄光だとか、成功体験。
貴重なものではありますが囚われては大いに邪魔にもなるものです。

それにはプライドや誇り、社会的な地位や輝いていた自分の姿がダブッて存在するものであり、これからの行動にはそんなに意味のあることではないようにも思えます。

謂わば、過去の亡霊くらいに思っていたほうが良さそうです。

また、過去の苦難、苦労体験。
私などはこの口でしょうが、確かに人間苦労する事で様々な修羅場を潜ってますから人の痛みや弱みが幾らか理解できるものです。

お互いに同じような体験をしている人同士が集まると同じような過去の辛い体験話に花が咲いて、お互いの傷を舐めあうようなことにもなりかねません。

過去の苦難や苦労体験は自分の体には染み込んでいるのですから、そのことに余り固守しないで、これからは新たな道を明るく楽しく切開いて行くんだ位の気持ちがどうも良さそうです。

私などはどうも性格上、過去の不幸な経験や生まれ、素性にこだわりすぎて如何にもそれが特別な経験や大事な事のように思いがちですが、振り返って考えてみるとそれはちゃんと心の中には生きているわけですから、殊更取り立てて、後悔をして見たり自分を卑下してみたりの必要は無かったようです。

今を真剣に生きる。

このことが実は大切であって真摯に果敢に現実の事に対峙する事で過去の全てが自ずと生きてくるように思います。

過去に拘りすぎて、むしろ引きずる事のほうが弊害が多そうです。


『われわれは過去への思い出によってではなく、
未来に対する責任によって賢くなるのである。バーナードショー』

『過去にこだわるものは、未来を失う。チャーチル』

『過去にしがみついて前進するのは、
鉄球のついた鎖をひきずって歩くようなものだ。ヘンリーミラー(米作家)』

『どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすことである。松下幸之助』



Posted by mister_kei0918 at 18:34│Comments(0)
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