2008年05月29日

こんな時にこそ

こんな時にこそ

中小企業の経営者、とりわけ零細のオーナーにとっては未曾有の不況の時代、不安な時代を迎えているといっても過言ではないでしょう。

会社を守るために必死に精を出して、中には社員の2倍も3倍も働いて、資金繰りに悩む抜いて、自分の給料も時にはもらえない、自分の体のことなどかまっている場合ではない社長もいるものです。

19年度の自殺者の数も3万人を遥かに越えてしまいました。

年齢的には35~60歳位が半数を締めてますが、やはり社会的、経済的に重圧のかかる年代こそ、多くの悩みを持ち、抑圧を受けているのでしょうね。
残念ですが私の知人の経営者も数人、自殺に追いやられた方がおられました。

ここに来て、大企業にとっても利益を失う現状が眼前に突然に飛び出してきましたが中小零細企業にとっては今に始まった事ではありません。

アメリカからのサブプライムローン問題など、全くの唐突で、日本経済が幾らか明るくなるかなと思っていた矢先の事でした。

原油高を始めとして、混沌としてきました。

グローバルという一見かっこいい言葉で象徴された今の世界情勢は、若しかすると一触即発、とんでもない方向に行きそうな気がするのは私だけではないでしょう。

でも、かといって起業は生き物。

手をこまねいて、指を咥えて、情勢が変わるまで待っているわけにも行きません。
考えようによってはこんな時代だからこそ、切開ける状況もあるわけで、頑張り甲斐もあるというものです。

知恵の限りを尽くして、社員の創造力や行動力をフルに生かして一丸となって今を切り抜けようとする態度こそ、あるべき姿のようにも思われます。

景気のいいときに業績が良くてもそれは当たり前。

足元の見えない、先の読めない時代こそ力の見せ所でしょう。

成功の喜びも一入ではないでしょうか。



Posted by mister_kei0918 at 13:01│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。