2008年06月20日

そんな時程、謙虚にお蔭様を感じつつ

幸せなときにこそ

自分が不幸のどん底にいるときは、早く這い上がりたい、幸せの足元にでも辿り着きたいと念願するものです。

でも幸せを謳歌しているときには、当然ですが不幸への道筋を想像する人はいないかもしれませんね。

或いは「この幸せは果たしていつもで続くのか」とか「こんなに幸せでいいのか」、「幸せを手放すことが怖い」などと不安な気持ちが過ぎったりはするものです。

でも、不幸になりたいとは誰しも思わないものです。

幸せはじりじりとにじり寄るものですが、不幸は突然に訪れるものです。

宝くじのように突然がないわけではありませんが。それでも買うときには当たることを誰でも予想しながら買うものです。

恋人からのいきなりの絶縁
親子の離散や別離
夫婦間の浮気の発覚や離婚
事業の突然の破産、突然のリストラ



「好事魔多し」、
昔からこんなことを諭されました。幸せなときほど、足元を見つめて浮き足立たないように。

「油断大敵」、
心の隙間や襞にこそ災いや不幸は飛び込んできます。

「備えあれば憂いなし」とも教えていただきました。
準備万端、何者が訪れても怖くないように備えておくことが幸せな時間を長引かせたり、深めたりするようです。

人にはリズムがあるようです。

いつまでも不幸は続きませんし、幸福もいつまでも続くものでもありません。

不幸の度合い、幸福の度合いもいくらかは個人の心がけで長引かせたり、遠のかせたり、短く出来たりもいたします。

幸せなときほど、そんなことを大切に真剣に考えて見ることが必要なようです。

事業も業績が良いからと胡坐をかいていると足元をすくわれることは結構あるものです。

また慢心のあまり有頂天になったり、天狗になったり、横着な傍若無人な態度や行動はいずれ破綻、衰退への道を下り始めるものです。

そんな時程、謙虚にお蔭様を感じつつ、来る時のために人や知識の蓄えを忘れず、足元を見つめた一手がより一層の躍進に結びつくものです。



Posted by mister_kei0918 at 14:53│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。