2008年07月03日

本来とは違う自分がいたりして

戻ることに躊躇しない

人はもとの鞘に収まることは大抵、嫌がるものですし、躊躇してしまいます。

つい、後退したとか、失敗の証しだとか、ついマイナス方向に思考が働いてしまいます。

経営では良く「原点に立ち戻る」といいます。
あるいは「創業の精神に舞い戻る」とかも。

企業も生き物ですから、順調に推移するだけではありません。
紆余曲折、波乱万丈、七転び八起き、筆舌に尽くせない局面を経験するものです。

人が一生を終える以上にさまざまな事を乗り越えているようにも思えます。企業の場合にはいろんな人が絡まって解決していきますから表面上は顕著には見えませんが、それは大変なことの連続です。

社会情勢にも左右されますし、経済環境、場合によっては政治状況によってさえも動きが鈍ったり制約を受けたり、危険な局面を迎えたり致します。

逆の側面もありますが。

個人でも人間関係に行き詰ったり、トラブルに巻き込まれたり、仕事が順調に推移しない苦しみを味わったり、事件事故と係わることになったりも致します。

そんなときには過去の自分に戻って見ることが解決の糸口を見つけるきっかけにもなったりします。

人間としての生き方がどこかで踏み誤っていたり、軌道が本来の自分のあり方と異なっていたりするものです。

日常に流されて、それに気づかない自分があって今が当たり前として認識をしている為に旨く事が運ばないことを多く体験します。

本来の自分でない私がいるんです。そんなはずではない自分がいたりもします。

ほんの少し、元の自分はなんだったのか、本来の自分の姿はどうであったのか、どうすることが自分らしいのか考えてみるのもよさそうです。

人は不思議といつの間にか、本来とは違う自分を作っていたりもします。

時にはそんなことを考えながら過ぎ行く日常を踏みとどまってみるのも良さそうです。



Posted by mister_kei0918 at 10:17│Comments(0)
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