mister_kei0918

「改善は苦しい、でもその実は甘い」？

世の中、変化の激しい時代になりました。

オーバーな言い方をすれば、江戸時代３００年の歴史で経験したような変化を今であればここ２０～３０年くらいで経験しているのではないでしょうか。

日本も戦後の経験は有史以来の大変な動きを経験したのでしょうし、中国だってここ２０年くらいであの共産主義、計画経済から見事に変身を遂げ政治体制上は変化をしていないように見せかけてはいますが明らかに民主化、自由化、市場経済化へ動いてきました。

世界のどこかで騒動が起きれば即座に伝わりますし、その反応や反動、影響は明日にでも表面化します。

一つの国とて、安閑に過ごせる時代でもなさそうです。

昔のように模範的な国が存在するわけでもなく、全くの手探りの時代に入ったといってもいいでしょう。

昔は目標が存在して。

あの人のように立派な人間になりたいとか、
あの会社のように社会に役に立つ会社を創りたい、
あの国のように経済的に成長して、政治的にも豊かな国に、
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目指す先にはモデルがありましたから、大よそ想定の範囲内でした。
ほぼ先は見えていたものですし、見当もついたものです。

でも、今は違います。

先の見えない、
「どこまでどうすればどのようになる」等と語れる時代では明らかになくなってしまいました。

あんなに景気が良いなどと自慢げに叫んでいましたが、一瞬にして混迷の時代に突入です。
全く兆しや予見さえ私どもの耳に届いてはいませんでした。

でも、かといって怠ることはできないのです。
しかも安堵の日々や安閑としたゆとりなどありはしません

。日々が前進を強いるのです。

企業もそうですし家庭や個人のあり方も常に前に進むことを強いられる時代となりました。

「改善は苦しい、でもその実は甘い」と良く言われました。

確かの改善改良の暁にはそれなりの結果の見える時代でしたが、今は好結果をもたらすかは不透明だけれでも改善改良をしなくては生きて行けない時代、今のレベルを維持できない世の中の形になってしまいました。

心休まる時代ではないということでしょう。

でもいつかは落ち着いて欲しいし、
ほどほど、そこそこに頑張ったらしばし安寧の日々が送れる社会が訪れて欲しいものです。