2008年07月25日

女性が強い訳が理解できます

涙の味

年を重ねるとつい涙腺が緩んでしまうものです。
そうでなくてもただでさえ、涙もろい性格です。

でも人前では決して流すことはありません。
だって、子供たちにも「男は気丈であれ」と言ってきましたから。

涙の味は流す理由によって異なるものです。

悲しみや失敗の涙は水っぽく
悔し涙の味は苦い味、
失恋の涙は酸っぱくて、
喧嘩に負けた涙はほろ苦く、
歓喜の涙は甘く、
汗にまみれた涙は塩辛いものです。

それぞれによって感じ方は違うのでしょうが、
人の流す涙の理由は複雑なものですから一様に言えるものではないと思われます。

涙は約97~98%が水分で、残りはナトリウムやカリウム、脂肪分、その他にコルチゾールというストレス物質が含まれているのだそうです。

怒り・悔し涙の時は
ナトリュームやカリウムの量が多く塩辛く量も少なめでやや粘り気があるといわれるようです。

嬉しい時や悲しい時の涙には、
ナトリュームやカリウムの量が少なく薄味で量が多く水っぽくサラサラの涙で流れやすいと言います。

「思いっきり泣くとスッキリする」とよく言います。

涙を流すことで血中に含まれる余分なストレス物質・コルチゾールを排出しているためらしいです。時に涙を流すことは精神衛生上は素晴しいようです。

ストレス社会に生きる知恵の一つかもしれませんね。

男だからとて、涙をこらえないで時には母性をくすぐる「男泣き」もいいかもしれません。

そう思うとやはり女性が強い訳が理解できます。


『母親の涙には、
化学で分析できない深く尊い愛情がこもっている。ファラデー』

『涙の数だけ強くなれるよアスファルトに咲く、
花のように見るものすべてに、おびえないで明日はくるよ。
君のために。岡本真夜「TOMORROW」より』



Posted by mister_kei0918 at 19:04│Comments(0)
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