2008年07月27日

何でも一生懸命にやればいいものでもありません

読書が祟って会社が倒産?

私の友人で余りにもボランティア活動に真剣に取り組みすぎて自分の会社を倒産させた男がいました。

余りにも時間を取られすぎてましたし、どうも仕事が二の次になっているように私には見えたからです。

それと、彼には前科があって、その前にも小さい会社ではありましたが倒産をさせた経験があったのです。

また、小さい企業なのに余りにも飲み食いが多すぎる、はしゃぎすぎると私の目には写ったのです。

とうとう、心配が現実のものとなってしまったのです。
その後、彼の姿を見ることは一度も無くなってしまいました。

何でも一生懸命にやればいいものでもありません。

気安く「一生懸命、頑張って下さい」等といいますが、一生懸命にしなくてはいけないこと、幾らかは手を抜いていいこと、ほどほどでいいことを見極めておかないと本末転倒ということにもなってしまいますし、笑い話の種にもなってしまいます。

ボランティア活動とか、社会奉仕などは極めて大切なことですが、自分の生活の基盤を投げ打ったり、より大事にすべき時間を捨て去ってまでやるものではないと思います。

私も数十年間、若い頃から一生懸命に色んな事を経験してきましたが、私の生活の基盤は会社の経営であり、これを磐石なものとし、お客様のためになり、自分だけではなく社員の生活の安定や福利厚生の向上が一番の目的であります。

その基本を忘れてのボランティアや社会奉仕は本末転倒でありするべきではないと思っています。

もし、それでもやらねばならないときは自分の時間、プライベートの時間、睡眠時間を削ってでもその時間を捻出すべきでしょう。

よもや、そのことが自分や社員の生活の基盤を揺るがすことがあってはならないと思います。

あるいは、出きる事ならそのような活動によって得られた経験が自分だけではなく、家庭や会社、周りに還元されることが大事だと思うのです。

自己満足だけに終わってはいけませんよね。

多くの人と交友を広く深めることによってより大きな人間に成長するとか。

読書三昧のことが書きたかったのではありません。
読書ばかりしていて会社を倒産させた友人もいますが。

私は実は時間があれば良く勉強会や研修会、講演会へ出かけます。
それが、趣味化してはいけないと思っているのです。

行くことが目的になって、中身を租借しない、ただの一過性の時間ではいけないと思っていますし、そうならないようにといつも言い聞かせています。

勉強することが目的ではなく、それを生かすこと、現実に実践することが大事だということ。
そうでないと無駄に時間を食いつぶしたことになりますから。

無駄なときもあります。
それはそれで自分には有用ではなかったと気づくことが大切なようです。



Posted by mister_kei0918 at 18:58│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。