2008年09月28日

確かに畳の上ではありました

「相撲道の発展の為に・・・」

先日、終わったオリンピックの柔道をご覧になって、皆さんはどのような印象を持たれましたか。

スポーツ音痴、とりわけ柔道のことなど全く知らない私が感じたのですから真実に近いのかも知れません。

私どもが知る柔道ではありませんでした。
私は一瞬、身に柔道着をまとったレスリングかと思ってしまいました。

確かに畳の上ではありましたし、技ありとか一本の言葉は日本語だし、柔道の言葉ではありました。

確かに礼に始まり、礼に終わってはいました。
何か形ばかりの礼にも見えましたが。

流石、やはり日本人は偉かったと思います。貫いてましたから。

今日は大相撲の千秋楽でした。残念ながらテレビ観戦は出来ませんでしたが聞いていて嬉しいものでした。

琴光喜と一分を越える大相撲の末、白鳳が14勝1敗で優勝。

インタビューに答えてました。
最近の相撲界の一連の事件を踏まえて「相撲道の発展の為に・・・・・」。

日本人でさえ、余り口にしない相撲道。
或いは忘れかけていた日本人の武道に対する思いがそうだったはずですが、忘れかけていましたよね。

有り難いことです。

外国の相撲取りではありますが、そんな思いを一人でも多くの相撲取りが増えていくすばらしい言葉だと思って聞いていました。

だから余計に重みが増すのかもしれませんね。

日本の古来からの武道の根幹に座る「道」。柔道だって剣道だって「道」。

われわれの心だったはずですよね。

軽はずみな発言で物議をかもし、辞任したある大臣。お粗末な結末でした。悲しくさえなります。

言葉は本来、こんなに重いもののはずです。
白鳳の今後にますます期待がかかってきます、頑張って欲しい力士の一人です。



Posted by mister_kei0918 at 21:31│Comments(1)
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