mister_kei0918

ひらめきが一番

人は一目ぼれって確かに有りますよね。

「一目あったときから好きになり・・・」等とセリフを言う、桂三枝さんが司会をされている番組が何処かの放送局にありました。

一瞬、出会った時に「この女性と結婚する」と思ったものです。
所謂、ひらめきでしょうか。

経営でもそうです。

ひらめいたのはいいのですが、
企画を考えて、策をじっくり練って、
資金繰りを検討して、適正な人員配置を考えて、
しっかりマーケティングをして・・・・・

等とやっているうちにいつもそうですが時期を逸したり
折角の商機、チャンスを逃してしまいます。

やる時には決断良く、実行に移す。
逆にやめる時にも即決。

もたもたしているうちに泥沼の深みにはまってしまいます。
抜き差しならない状態になってしまうものです。

私などの性格は、やる決断も鈍く、見極めることに終始して、後退することに躊躇してしまいます。

ですから殆ど、良くもならないし悪くもならない。

進歩もしないし、その代わり失敗や後退もない、ありきたりの波乱のない人生でしょうか。

人生や生活まで揺るがすような事態には到らなくても、少しは波風が立っても良さそうです。

そこから見えるものもありますし、大いに得るものも出てくるものです。

よく女性たちが「はっきりしない男性はつまらない」とか「決断の鈍い男なんて相手にするのはイヤ」、「理屈っぽい男は嫌い」等といいますが、頷けるような気がします。

人間の未来は理屈でなんて見えないもの。
時には断崖から飛び降りるような決断もしてみたいものです。


『理詰めで物事を考えることによって、
新しい発見をしたことは、私には一度もない。
アインシュタイン』