2009年03月05日

3月5日は啓蟄の日

3月5日は啓蟄の日

先ほどカレンダーを見ていたら、今日が啓蟄の日であることが判明。

昔、校長先生やPTA会長の卒業式の挨拶でしきりに使われていたのを皆さんも記憶されていると思います。

何と難しい言葉を使うものだと感心をして聞いていたものです。
その精か今でもはっきり覚えています。

しかし、日本人らしい表現方法ですよね。
難しい言葉ですが、虫たちが蠢き始めるその様子が目に浮かぶようです。

二十四気の一つで春分の日(3月20日)から15日前の日、ちょうど今日がその日です。

時代劇が好きな方なら、印象深い言葉で蟄居(ちっきょ)という表現がよく使われますから、想像が疲れると思います。

武士に対する刑罰で一室に閉じ込めて謹慎させるもので、私どもが子供を叱るときに押入れに閉じ込めるようなことでしょうか。

刑罰ですから、そんな簡単なことではありませんが。

「啓」(けい)は手で戸を開き、ものを言う意味、
「蟄」(ちつ)は虫が土の中に閉じこもっていること。

謂わば、土中に眠っていた虫たちが春を感じて、出てくること。

梅の花が終わり、桜が咲き始めるまでの間でも自然の営みは私どもに少しづつ少しづつ、春の息吹を届けてくれます。

不思議なもので、私どもまでつい浮かれてしまいそうですし、明るい気分にさせてくれるから有り難いものです。

ついでに、今の経済状況までも好転してくれると嬉しいのですが。



Posted by mister_kei0918 at 17:46│Comments(0)
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