2007年01月27日

母と子

愛情の深さを測る物差しは世の中には未だに存在しませんが、
母と子の愛情の深さに勝るものは存在しないでしょう。
悔しいかな父親である私にして認めざるを得ません、
皆さんもそうではないでしょうか。
そうあって欲しいものです。


母と子   平成16年10月16日

今、埼玉と東京の出張を終えて帰ってきました。
池袋から東武東上線へ乗り換えて暫くしてからの事、
乳母車を押したまだ若いお母さん(27~28才ぐらい?)が乗って来られました。

丁度私の正面に乳母車を前にして腰掛けられました。
私もまだ6ヶ月の孫がいますのでその子の様子を興味深く関心をもって眺めていましたが
お母さんは多分電車に乗るまで大きな荷物(着替えとか、オムツかな)と乳母車を抱えて大変きつかったのでしょう、

ペットボトルのウーロン茶を飲み終えてホッと一息をつかれたのでしょう。

首を右や左に振る我が子を見て
それはそれはやはり母親なんだな~と思われるような表情で子供の顔を覗き込んでおりその母と子のお互いの表情に感動をしてしまいました。

子供にとっては母親なしでは育たないんだと、
或いは母親と一緒に育つのが最大最良の育ち方だと改めて認識いたしました。

何か哀願するかのような、
自分を気づいて欲しいというような子供の表情を読み取ってそれに十分にこたえてくれる母の存在を目にした時に自分の生涯をダブらせている自分に気付きました。

6歳まで母親と一緒に生活することが出来ずにいた私だからかも知れませんが大きな心の空洞や歪を持ちながらここまで来たように思います。

それだけ特に小さい子供にとって母性は必要かつ大切なものなのです。

頬ずりをしたり抱きかかえてくれたり、
それこそ肌身離れず十分に母親の愛情を貰って育っていく事の重要さを多くの若いお母さん方に知って欲しいし、
今から子供をもたれるお母さん、
或いは女性に自分が全身全霊を傾けても良いほど子供に愛情を注ぐ事の大切さと母性の凄さ、
その体験の素晴らしさを体感して欲しいものです。

男の私には不可能ですが。

でも一番母親の愛情の必要性を身をもって体験しましたので。
世の中がおかしいですね。
本来一番密接に繋がっているはずであり、
人間としての絆も最も深いはずの母が我が子を殺したり、
子が母を殺したり。

貧しくても良いからそんな事件の無い時代が来て欲しいものです。
みんなで力をあわせて。



Posted by mister_kei0918 at 21:15│Comments(2)
この記事へのコメント
突然すみません
私は二三才で11ヵ月の子供がいます
私は子供の事が好きすぎ…いやっ愛おしいと言うほうが正しいかもしれません

こんなにも我が子を愛おしいく思えるなんて思いませんでした

何を伝えたいかわかりませんが…なんかこの気持ちを伝えたかったので
Posted by リクママ at 2007年01月27日 21:32
いいえ、有難う御座いました。
お子様の幸せそのままの姿が目に浮かぶような気が致します。

これからも大いに愛情を注いで上げて
健やかに成長される事を
祈っております。
Posted by mister_kei0918 at 2007年01月27日 21:38
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