2009年03月30日

経験を積んだ人には適わない

経験を積んだ人には適わない

人を採用するのに履歴書を拝見する機会が多いものです。
創業以来、どれだけの方に面接をしたでしょうか。

多いときには一日で10名以上の方の面接をしたこともあります。
最後の方には幾らかつかれ気味になってしまいます。

でも多くの方にお会いするとそれなりに様々な情報を頂けますし、人となりを見させていただけますので私自身が人生勉強をさせていただいている様なものです。

全ての方を採用するわけにもいきませんので申し訳ないと思いながらの面接です。

お持ちになる履歴書はそれは様々。

一枚で足らなくて、2枚に及ぶ人もいます。
また、ご自分の信条や生き方を懇切丁寧にパソコンで作っている方もおられます。

作った作品を持参する方も。

履歴書には学歴や職歴を必ず記載するようになっていますが、随分の業務経歴を持っている方がいます。

ただ、辛抱しきれないでただただ転々としているだけの人、
或いは仕事に馴染めない、
人間関係でつまずく、
業績、成績を上げることが出来ない、
技量を発揮できない、
待遇に不満を感じる、
経営者や上司の考え方についていけない、
人権を無視されたような職場環境、



そんな人が大半ですが、
中には、それぞれの経験が見事に身についている人がいるものです。

会話を交わし、表情を見ていると自然と分かってくるものです。
真剣に人生を生きている姿が見えてくるのです。

話し言葉にも薀蓄、含蓄がありますし、説得力や力強さを感じるものです。

やはり経験は一過性ではいけませんよね。

それぞれの経験が行動や生き方に滲み出るような、言葉の端々に現われるような生き方が出来ると羨ましい限りです。

転職を重ねながら少しづつ上り詰めていく人、転々と職をかえる毎に坂を下るように落ちていく人もいます。

拝見していると、物事を真剣に真摯に、常に全力投球を試みるタイプの人は転職を重ねても経験として積み重なっていくようです。



Posted by mister_kei0918 at 16:33│Comments(0)
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