2009年05月05日

いよいよもって雨が恨めしくなります

再び、奈落の底から

今日は朝から、生憎の雨。
家族9人での行楽は雨に祟られてしまいました。

しかも行く先が山間の小石原民陶祭ですから、いよいよもって雨が恨めしくなります。

最近は有田焼の前夜祭、29日に出掛けるのが毎年のことでしたので小石原民陶祭への出かけは本当に久しぶりのことです。

途中、飯塚市の嘉穂劇場へ立ち寄ることに。
私以外は一度も言ったことのない人ばかりです。

実は見て欲しかったのは奈落の底を見て欲しかったのです。

1400人収容の座席や大きな舞台、或いは概観も見て欲しい一部ではありますが、滅多に見ることの出来ないしかも奈落と言うことがどんな意味なのかをみんなに知ってほしい気持ちもありました。

地下に潜ってみるとやはりその仕掛けの大きさや未だに人力に頼って動かされる巨大な回り舞台にみんなびっくりしてました。

私はこれで2度目。

そこで奈落の意味。

劇場などの舞台の下に設けられた地下室のこと。
奈は「いかんともし難い、出来ない」の意味のよう。

落ちてしまえばもうどのように足掻いても如何ともし難い状況や場所・・・とでも解釈すればいいのでしょうか。

ネットに拠れば、

『地獄の意。サンスクリットのナラカnarakaの音訳語で、那落迦、捺落迦、那羅柯とも記す。

漢訳では地獄のほか、悪道、不可楽、不可救済、非行、闇冥(あんみよう)と訳す。

同義語にニラヤniraya(泥犂、泥黎耶)がある。
生前に悪業(あくごう)をなした者が、死後その報いとして呵責(かしやく)を受け罪を償う地下の牢獄(ろうごく)をいう。

転じて、物事のどん底、どん詰まりの意に用い、また、劇場の舞台や花道の下に設けられた地下部分をもいう。』

人生は奈落の底に落ちるようなことだけは避けねばいけません。
ですが、そんな場所があることは知っておかねばいけませんよね。



Posted by mister_kei0918 at 16:16│Comments(0)
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