2009年05月13日

怒るのではなく、叱る、戒める

しないと言ったらしない!!

母親が小言のように口にする言葉「しないと言ったらしない!!」
懐かしい響きです。

昔は至る所で、母親が幼い子供に言った言葉です。

子供が賢くなって、手間の掛からないようになってきたのか、母親が頓着なくなり、しつけに厳しさやしつこさがなくなったのか。

子供の幼い頃はまだまだ動物的です。
躾けても躾けても言う事を聞きませんし、同じことの繰り返しです。

痺れを切らした母親が言います「しないと言ったらしない!!」
「何度同じ事を言わせるの!!」

子供は誉めて育てなさいとよく言われますが、逆に大事なことは厳しく教えなさいの裏返しです。

人としての素養を十分に教えないで、人生は順調には行きませんし途中で挫折の波を被ってしまいます。

家族を含め他人や社会に迷惑を掛けないことの大切さや、大事にすることが結局は自分を大切にすることになることを教えてあげねばいけません。

誉めることだけが先行してしまいますと、人間は他の動物以上に助長してしまう動物です。

自分中心的になってしまいますし、極論をすれば家族や社会は自分の為にあるのだという錯覚の世界に落ち込んでしまいます。

眉間に皺寄せて、口角を尖らせて「しないと言ったらしない!!」

そんな母親の姿を多く見る社会こそ、明るい未来のさきがけと思われます。

怒るのではなく、叱る、戒める。

ちゃんとしつけをしっかり身につけて育った人に限って、人を大切にし、社会に貢献することを知っているものです。

そのことは結局、家族を大切にしてくれます。
物を大切にしてくれます。



Posted by mister_kei0918 at 00:02│Comments(0)
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