2009年05月22日

神意を聞き取る巫女の形

若いだけでも素晴らしい

こんな文章を書くと、如何にも人生の甘いも粋もか嗅ぎ分けて、大方の人生を経験し尽くしているような、或いは人生を達観しているように思われるかもしれませんが決してそんなことはないのです。

でも、年寄りの部類に入ってきたのは間違いがないようです。

だって、そろそろ白髪も表面化してきましたし、
歩いていてもちょっとした凸凹にも躓いたり、
孫も二人、この5月には3人目が生まれます。

同じことの繰り返しを口にしたり、
老眼にもなりましたし、
用件を途中で忘れて、また振り出しに戻って思い出したり。

若いものにはまだ負けない等と軽口を叩いたり、
強がったりしてますが、実は内心、つくづく若いものには叶わないと感じることがあります。

そりゃ老練さも大切なことですが、若さには夢や希望、可能性、無限、成長を思わせる響きを感じます。

若さの若の象形は
「髪をふりみだして、我を忘れ、神意を聞き取る巫女の形」となっています。

やはり一心不乱、一生懸命・・・そんな姿を想像させます。
そうあって欲しいものです。

ですが若い頃にはそんな事への思いにはなかなか辿り着かないものです。
つい眼前のことに胸がいっぱい。

若い方々が夢を追い求め、希望に胸膨らせ、生き生きとする社会こそ、将来に期待が持てます。

今は若い方々に余りにも厳しい現実を突きつけていますが、近い将来そんな社会の到来を望みたいものです。

本当は若いだけでも素晴らしいものです。
若い人々が豊かな感性を育み、それぞれに力量が発揮できる社会が来て欲しい。


『先輩からは知恵を、後輩からは感覚を汲むがよい。西洋のことわざ』



Posted by mister_kei0918 at 21:52│Comments(0)
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