2009年07月13日

棚から牡丹餅が落ちてくる

楼閣は空中に建てるもの?

こんな言葉を見つけました。


『自分の心に描く夢の実現に向かって努力する時、
普段なら思いもよらぬ、成功が得られる。

空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。
楼閣は空中に建てるものだ。
さあ、その下に土台を建てよう。ソロー思想家』


基礎のしっかりしていないことや土台がなく危険なこと、
根拠の無いことなどを称して「砂上の楼閣」等といいます。

私の感覚で言えば、余り好きなことではありません。
でも、ソローは上記のように言っています。
「空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない」と。

努力している途中で思いもよらず得られる思いがけない成功のことを称してそのように言っているようです。

ある意味、そうですよね。

努力の途中に思いもよらぬ成功が得られた訳ですから、まだすべきことが残っている状態。

つまり土台がまだ出来上がっていない、
基礎部分がまだ十分に完成していないうちに成功という夢が叶ったわけですから所謂砂上の楼閣ができてしまったということです。

人生そういうこともままあるものです。
思いがけず幸運にめぐり合うこと、

棚から牡丹餅が落ちてくる、
他人から突然に与えられること・・・・・

そんな時、気をつけないといけないのは
自分の努力すべきことが残っていること、
自分の力ではなかったこと、

感謝を忘れないこと、
楼閣は崩れ去る危険性を常に孕んでいる事。

いずれにしても成功したからといって油断はできません。
努力の結果がそうであって、それを怠ったら破滅が待ち受けているようです。



Posted by mister_kei0918 at 00:19│Comments(0)
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