2009年07月18日

理想を失うとき始めて

青春時代の経験は貴重なもの

私にとって青春時代は遥か昔になってしまいました。

でも、私自身の精神構造の多分、半分以上は青春時代に培われたもののような気がします。

勉学、スポーツの思い出、
青春の多感な時期、
精神的な悩みや苦しみ、
身体的劣等の日々、
就職の思い出、
恋愛の思いでも、
結婚の思い出、
不得手な人との付き合いや軋轢、葛藤、
子どもたちの誕生や子育ての奮闘、
多難な船出の起業経験、
戸建自宅住宅の建築、
社会活動への参加、
ボランティア活動への参加、



多分、経験の完成度合いはまだですが、これから人生で培っていくであろう殆どが15,6歳から30歳頃までに経験をスタートしているようです。

人は経験によって強く逞しくなっていくもの。
どれだけ、真剣に、幅広く経験をするのか。

勉学だけではなく、スポーツも、
会社だけではなく社会とも、
家族だけではなく、多くの他人と、
妻だけではなく、他の家族とも、
自分の業種だけでなく異業種とも、



私の青春時代は、歪(いびつ)なものでした。
あるいは、殻に閉じこもった限られた空間の中でただ、悶えていただけのようにも思えます。

その分、今頃になって慌てだしているといっても過言ではないでしょう。
しかも人生の折り返しを過ぎた今になって。

時期を既に逸しているのですが。

仕方がありません。
「今が青春の真っ只中」との想いを抱きながら、遅ればせながら貴重な青春の再構築をしているといっても良いでしょう。

若い方々を横目に見ながら「青春は素晴らしい」「君たちが羨ましい」「今時の若者はなっとらん」等と呟く前に。

私の見方では今の若者のほうが思慮深くて、賢くて、行動的に見えます。


『青春は何もかも実験である。スティーヴンソン』


『青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ、勇気にみちて、日に新たな活動を続けるかぎり、青春は永遠にその人のものである。京都真々庵 訓言』


『青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき始めて老いる。サムエルウルマン』



Posted by mister_kei0918 at 12:14│Comments(0)
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