2007年04月02日

もういい加減に過去との決別を

変わり身の早さ

いつの頃読んだのでしょうか。
フランツ・カフカの「変身」という小説があったのを覚えておられますか。

高校時代でしたでしょうか、読んだときの衝撃は大きかったものです。
確か兄弟のうち兄か弟が一晩のうちに昆虫に変わっていたという話。

もう昔の事ですので若しかすると間違っているかもしれません、
そのときはご寛容を。

現実にはそんなことはありえませんが私どもの日常で言えば
「変わり身」の早い人っていますよね。
さっきまで涙を流していた人が振り向いたら大声で笑っていたり。

悔し涙にくれてあれ程自棄酒を飲んでいた人が
朝、会社に出てきたときには昨日のことは嘘のように表情が変っていたり。

逆にもういい加減に過去との決別を決断してもいいのに、
いつまでも引きずっている人。

こっちが嫌気を出すほどに
ぐずぐず、もじもじ、ぶつぶつ、際限のない人。

好き嫌いで言えば前者のほうが気持ちがいいし、長い付き合いが出来ますよね。

ですから、人間何処かで踏ん切りとか、決別とか、変身とかが必要なんです。

決断したらいつまでも過去に思い煩わされない。
すっきり、きっぱりさよならをする。

人生100%そうだとは言い切れませんが、普段の日常ではその方が良さそうです。

冒頭の「変身」の場合は事情が単純ではなく、
極めて人間の心の根幹に関ることですので簡単に割り切るわけにはいきませんが。

一度、読まれてみませんか。
私は確か会社の若い女性社員にあげたような気がします。



Posted by mister_kei0918 at 18:10│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。