2007年06月04日

自分で掬い上げる幸せ、拾い上げる幸せにこそ

別れの予感で「幸せの予感」

6月2日(土)夜9時からテレビ朝日系列で「テレサ・テン物語」が放送されました。
ご覧になられた方も多かったのではないでしょうか。

木村佳乃さん、高嶋政伸さんの出演でしたが特に主演の木村佳乃さんの迫真迫る、素晴らしい演技に胸打たれました。

アジアの歌姫として脚光を浴びた彼女は私にとっても好きな歌い手の一人で亡くなったと聞いたときはわが耳を疑ったものです。

歌の中には好きな歌も多く、中洲のカラオケなどでも歌ったものです。

歌そのものもそうですが、彼女のふっくらとした優しそうな、癒してくれるような姿や笑顔の魅了されたものです。

1995年に42歳の若さでこの世を去り、様々な憶測が飛び交ったものです。
この5月が13回忌になるようでこれを記念して作られたとの事でした。

原作は「私の家は山の向こう・・テレサ・テン」0年目の真実、というタイトルで著者は時々テレビでもお見受けするジャーナリストの有田芳生さんでした。

山の向こうとは当然、中国の事。天安門事件等で揺れるふるさとを案じての歌のタイトルです。

彼女の歌の中で「空港」や「愛人」「つぐない」、「時の流れに身をまかせ」・・・。
「別れの予感」も代表作ですが人間不思議なものです。

若い恋人たちが若しかするとこの人とは別れるかもしれないと予感するケースの多くが破綻の道を歩むのもそんな事の一つです。

会社の経営にも同じような事が言えます。苦しいとか駄目だとか口に出していっているうちに不思議とそんな風に泥沼化するものです。

苦しくても悩んでいても、明るく努力を惜しまないそんな態度こそが必要なようです。結局は自分を助けるのは自分、例え他人が助けてくれたとしても一時的なもので、しかも長続きはしませんし次の似たような状況でも依存心が先に走り出すものです。倒産するんではないかとばかり怯えていると結局はその方向に導かれていくものです。

幸せだってそうですよね。
きっと幸せになるとの思いこそが大事で、目前の苦労や悩みにだけ終始し、心を奪われていては本来の求める幸せを見失ってしまいます。

幸せはそんなに遠いところにはないように思うのです。
本来は平等に足元にあるようにも思われます。

自分で掬い上げる幸せ、拾い上げる幸せにこそ本当の喜びが潜んでいるように思います。

幸せの予感、
若しかするとあなた自身にも備わっているかもしれません。磨き上げる努力や心のあり方が若しかすると幸せそのものが擦り寄ってくる起爆剤になるのかも。

彼女の別れの予感の歌から又一つ学ばせていただきました。



Posted by mister_kei0918 at 09:20│Comments(0)
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