2007年08月21日

「兆し」にしんにゅうをつけると「逃し」

「兆し」にしんにゅうをつけると「逃し」

先日のNHKテレビ番組、経済羅針盤を見てましたらオンワード樫山・上村 茂社長が出ておられました。

ブランド戦略の話でしたがその中で印象的な言葉が出てきました。

「兆し」にしんにゅうをつけると「逃し」。

「最近は大量に物を作って市場に一挙に出す時代ではなくなった。まず最少ロットを出してみて、顧客の反応や売れ行きを観察を見、売れ筋だと思ったとき初めて大量に投入をする。」

「その兆しを見ることが大事なんです。兆しにしんにゅうをつけると逃しという漢字になるでしょう」という事を発言なさいました。

兆しに気づくことが大事なんだという事ですよね。

物事や対人関係も殆どがそのように思います。
企業だってそうですが、いきなり倒産なんてしないんです。なにか兆しがあるんです。

恋愛だって始まるときも、破局を迎えるときも何か兆しみたいな前兆みたいなものがあるものです。

夫婦関係だって、親子関係だってやはりそうです。
上手くいくとき、いかない時、夫々に兆しがあります。

兆しは言葉を変えれば、気づきのとき。変化の予兆、でしょうかね。

そこでタイミング宜しく対応が出来るのか、変化が出来るのか。

破局のとき、兆しに気づいて自分を変える努力がなされるのか、
全く兆しに気づかないか、
気づいても変える努力を怠ってしまうのか。

まさしく人生の変わり目です。

兆しに気づかない、頓着がないようでは
勝機を逃す、
チャンスを逃す、
商機を失う、
関係を損なうという事でしょうかね。

日常的に兆しの出す信号に反応できる体質をもてるのか、企業でも重要なファクターの様です。



Posted by mister_kei0918 at 22:57│Comments(0)
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