2007年08月25日

子供は舞台の袖でかぶりつく

子供は舞台の袖でかぶりつく

先日、女優の中原ひとみさんの講演会が福岡市博多区のホテルオークラで開催がされました。

前半はご自分が大腸ガンを克服されたお話。

10年8ヶ月前に手術されて現在に至られておられるようです。
すこぶるお元気でそんな生命の危機に直面された方とはとても思えないご様子でした。

想像ですが多分、色んな思いや苦しみが錯綜したのではないでしょうか。

私共の世代は日活でご活躍されておられた優しい、可愛い、お嬢様時代の記憶が焼きついているものです。

また、ご長男が交通事故でお亡くなりになり当時のマスコミで大きく報道されたのを覚えております。

終始、興味深いお話でしたが特に私の記憶にとどまった場分を書くことにしました。

それは子育ての部分。

私自身が最も苦手で未だに後悔の連続の部分だからでしょう。
また、私自身に最も不足している部分が小さい頃の育ち方だからかもしれません。


『女の子は男親に、男の子は母親に理想の異性を求めている。
また、女親は男の子に、そして男親は女の子に。
子供は舞台の袖でかぶりつくように親を見ている、両親の生き様を。
子育ては親育てに通じる、いい子育てをするにはいい親いい人間にならねばならない。』


私はいつも思うのですがやはり、できるならというか、許せるならというか、両親揃っての子育てが素晴らしい事だと思っています。

出来れば子供は一人よりは二人。
そしてできる事なら近くにおじいちゃんやおばあちゃん。
もっと言わせて貰うなら親戚の方々が近くに幾らかでもおられて。

いつも一人だった自分、父親は生まれて以来いませんが、
親と一緒に生活できなかった幼児の頃。

子供も充分に大人になり、幼いながらも小さな孫もできました。
友人たちと幼い頃の回顧談義をする事があります。
若い頃はそんな事はなかったのですが。
別に暇が出来て余分な事を考えているわけでもありませんが。

後悔が出てくるのはそんな時期かも知れませんね。

子育てには限りがないということなのでしょうか。
或いは100%はないということでしょう。

「子供は舞台の袖で親を見ている」そう思うと真剣にならざるを得ないですよね。
或いは我々子育てしている大人以上に子供たちの心の中には焼きついているのかもしれません。

真剣になる余り、コチコチでもいけませんし真面目一本でも困りますよね。

おどける一面や失敗の一面も必要なものです。
どのようにして大人が乗り越えていくのかつぶさに見ているものです。

「子供は舞台の袖で親を見ている」そうです、
子供がそうなら舞台の上から見つめ返してやればいいんです。
愛情をこめて!!

そんな親の姿を子供は求めているのかも。



Posted by mister_kei0918 at 13:55│Comments(0)
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