2007年09月06日

季節は巡り来る

季節は巡り来る

もう過ぎてしまいましたが9月1日、旧暦の7月21日は二百十日。

立秋の日から数えて210日目。

台風9号が本土上陸の可能性が出てきましたが、やはり季節は巡り来るものです。

私どもが秋の訪れを感じる一つの目印ですが農業や漁業の方々にとっては大変神経を尖らす、気を使う時期の到来です。

今年の暑さは異常づくめ。40.9度という観測史上、最高の気温、しかも全国的に至る所で記録を塗り替えてしまいました。

それを予測しての事かはわかりませんが今年から真夏日では足らなくて「猛暑日」を設けたばかりでした。
東京電力は原子力発電所の停止で電力不足に陥ることを心配して節電の呼びかけに必死でしたし、
昔懐かしい打ち水も効用などが話題に上ったり若い女性の浴衣姿を奨励したり。

部屋の中にいる人が熱中症で亡くなったり。

若しかするとアスファルトの上にいるわれわれの体感温度は40度を遥かに超えていたのではないでしょうか。

地植えの植物にとっても大変な夏なのに、ましてや鉢植えの花木にとってはこんなに過酷な夏は大変なものだったと思います。

地球温暖化とか温室効果ガスとか、あらゆるマスコミ、報道がなされてますがそれがひしひしと現実のものとして実感できた始めての年と申し上げてもいいと思います。

何時までこの季節が巡り来るのでしょうか。

営々として続いてきた自然の営みが途絶えるときでも人間はまだ息絶え絶えながらも生存をしているかもしれません。

或いは其の時でもまだ充分な反省もなされないままに。

季節は巡り来る。

自然の恩恵をイの一番に戴いている人間の驕り昂ぶりが巡り来る季節のサイクルを壊し始めました。

来年の夏は果たしてどんな夏が巡ってくるのでしょうか。



Posted by mister_kei0918 at 07:23│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。