2007年09月25日

そう、まず家族を守る事から始めよう

そう、まず家族を守る事から始めよう

最近は最低資本金制度とか、創業の為の支援セミナーや起業家育成の為のサポート、金融的な支援制度、或いはベンチャーの為の補助などの方策が様々にあります。

それは民間であったり、国の施策であったり、第3セクターであったり。

でも、独立をする、起業をする事はいとも簡単ですよね。

社長になる事は極端に言えば明日にでもなれますよね。

一円で起業が出来る時代ですから。
実際は一円では企業は動かないのですが政府自身もとにかく企業をさせる方向で、国民とりわけ若い方々を焚きつけているように思えてなりません。

政府としては取り敢えず税収が見込めるからいいですよね。

問題はそれからなんです。
現在は新設された企業の半数以上は一年以内に倒産になっていると聞きます。

当然、2年目にはどんな状態になっているのでしょうか。
今の企業は十年続けばオンの字と言われます。

設立した本人は押して知るべし、家族や関係した人々はどうなるのでしょうか。
路頭に迷い出た人の数は計り知れないでしょう。

起業をして成功した一握りの人々が余りにも脚光を浴びるために、誰にでも出来るかのごとき錯角を与えてしまっているのです。

折角の退職金を使い果たした人、意気盛んに船出はしたものの途中で沈没どころか沖に出ないうちに座礁してしまう人、或いは高波に飲まれてしまう人、揺れる船に耐え切れなくて飛び降りる人、身近な人に泣きつく人、放り投げて逃げてしまう人・・・

世の中そんなに甘くもないんです。

まずは自分の足元や能力は備わっているのか、覚悟が出来ているか、例えどんな事があっても家族だけは守り抜く決意は持っているのか、そこから始まるのです。

家族が守れないようでは企業なんか守れるわけがありません。

成功すれば、ばら色の人生が待っているのは間違いはありませんがそれにはまず家族を守る事から始めねばなりません。



Posted by mister_kei0918 at 12:21│Comments(0)
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