mister_kei0918

「人はどうして人を求めるの？」

昨日、ラジオを聴いてましたら女性の二人のグループの歌でしょうか、歌詞の中に「人はどうして人を求めるの？」という部分があり、耳に残ってしまいました。

やはり人を求めますね。

多分、人の気配もない環境に一人置き去りにされたら気が狂ってしまうかもしれません。

或いは生れた時からそうであればインドで発見された女の子供たちのように動物そのものに成り代わっているかもしれませんね。
その子たちは狼になっていたようですが。

もしも人間社会で日常的に接していた環境が明日から急転直下、闇の中に一人になるとしたら恐らく生きてはいけないでしょう。
余程の精神力がない限り。

男性が女性を求めるとか、逆に女性が男性を求める事はその方面の専門家に任せるとして人
がどうして人を求めるのかを私なりに考えてみることにしました。

或いは私の勝手な憶測ですが人間ほど、地球上で弱い動物はいないのではないでしょうか。

だからこそ神様？は人間に知恵を授け、群れを成して共同作業を教えたのかもしれません。

人の象形文字がそうであるように寄り添うように作られているのです。

そして親と子、親しく触れ合う集団を作る事が生命や財産を守る一番最高の方法である事を佐そらせたのでしょう。

神代の昔から、助け合い、抱きあいながら出ないと生命の維持が不可能なのでしょう。

高等な知能を持つ事が却ってその事を促進しているように思えます。

集団の力がいかに大切かを次第に体得するようになり、それが遺伝子的に刷り込まれてきたと思われます。

集落や社会を形成し、文化や技術が生まれ、それを共有することでより人間的で他の動物や自然界との差別化ができ、助け合う事の素晴らしさを覚え、生存競争にも有利に働いて来たと思われます。

いずれにしても、今更一人で生きていくなんて出来ません。

なぜなら、家族の存在の大切さや或いは恋人、友人知人、諸先輩、全ての方々との愛情の行き来は捨て去る事は出来ませんし、その事は自分の人生の否定にも繋がってしまいます。

「人はどうして人を求めるの？」

それは、人間が心の底から、体のそこかしこから人を求めるように出来ているとしか言いようはないのかもしれません。