2007年10月29日

自分を戒めてますか

自分を戒めてますか

私などは糸の切れた凧か、鉄砲の弾のように放っておいたら何処に飛んでいくか分からないところがありますので、いつも自分に厳しく戒めていないととんでもない事になってしまいます。

飛んでいくだけならまだしも、行った先で迷惑をかけたり行き倒れになってみたりもするものです。

そんなときにはやはり先人の知恵や言葉に頼ったほうが一番よさそうです。

なまじっか、自分で考える事は所詮浅知恵、思い付きで戒めても説得力はありませんし、深みもないものです。

以前もアップしたことがありますが、良寛様の言葉は身近で、分かりやすく、直に心に響きます。中にはクスクスつい笑ってしまいそうで。


良寛禅師戒語
(良寛様:江戸後期の禅僧、歌人。出家して諸国を行脚し各地に漂泊転住した。のちに故郷の越後・国上山の五合庵に定住。脱俗的な一生を送った。和歌、俳句、書、詩に秀でる。生き方に通じる天衣無縫さが特徴)

1、 こと多き(言葉の多い事)
2、 口のはやき
3、 話のながき
4、 手柄ばなし
5、 講釈のながき
6、 物言いのはてしなき
7、 人の物言い切らぬうちに物言う
8、 人の話の邪魔をする
9、 さしたる事もなきことをこまごまという
10、 物知り顔に言う
11、 好んで唐言葉を使う
12、 都言葉を覚えて、したり顔に言う
13、 よく知らぬことを憚(はばか)りなく言う
14、 若者の無駄話
15、 見る事聞く事一つひとつ言う
16、 推し量りのことをまことにしていう
17、 さしで口
18、 よく心得ぬことを人に教える
19、 悪しきと知りながら言い通す

読んでいて充分納得できますでしょう。つい微笑ながら頷いてしまいます。



Posted by mister_kei0918 at 16:07│Comments(0)
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