2007年10月30日

自分の事は見えない。

自分の事は見えない。

一番分かっているはずの自分ですが誰よりも実は分かっていないんです。

私の事ではありませんが、

頑固だと言われたってそうでもないような気もしますし、
我侭などといわれたって、充分回りには配慮しているような気もするし、
厳しいなどといわれても、いつも優しく振舞っているような、
優しい人だなんていわれても厳しくしているつもりなのに、
いい人だねなどといわれても悪人の役も随分演じているのに、
笑い顔が素晴らしいといわれても、腹の中ではいつも葛藤の連続なのに、
苦労はなさそうだね等といわれても、いつも苦労の渦中なのに、



「灯台元暗し」といいます。

自分の近くになるほど人間は見えないように出来ているようです。

足元だって良くは見ていませんよね。
自分の足元は数メートル先のはっきり見えているところの連続と思ってますから、ついつまずいたりもします。

分かっているつもりなんです。
しかも自分のことには寛容で評価も高くしがちなもの。

ましてや自分の性格や癖なんて見抜けはしません。むしろ近くにいる他人のほうが分かっていたりもします。

指摘されてドキッとしたりして。

でも、腹のうちは中々見抜けないものです。特に黒い腹。

悪い魂胆や策略、落としいれなどは他人でも見抜くことは難しく出来ているようです。



『私たちは無知によって道に迷うことはない。自分が知っていると信ずることによって迷うのだ。   JJルソー』



Posted by mister_kei0918 at 16:46│Comments(0)
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