2008年01月06日

やがてそれが大きな犯罪につながるという犯罪心理学

事件事故のニュースに触発?ブロークンウィンドウ理論

埋没というより、慣れてしまう、普通の日常的なことになってしまう、感覚が麻痺してしまうと言い換えた方が性格かもしれませんね。

毎日これでもかこれでもかと報道される事件事故、それも尋常でない、尊属的な殺人事件や想像を超えてしまうようなニュースが飛び交います。

報道するほうはそれが責任であり、広く深く知らせることに執着しますし視聴率にも影響します。

どれだけニュースバリューがあって興味を引き付ける事ができるのかに全神経を集中しているわけですから次第に過熱していきますよね。

私どもにニュースやその本質を見抜く力が充分に備わっていて、冷静に判断できればいいのですがついつい巻き込まれてしまいます。

挙句に「あ、そうなんだ。日常的に起こりえる事なんだ」とか「特別な事ではないんだ」「極めて身近な事なんだ」となってしまいます。

事件事故はニュースが報道されると似たような事件が多発する事も分かってますし、誘発する事もありますし、或いは私共の日常生活がある意味「誘い水」であるのかもしれません。

いつも不思議に思っていたんですが、近くのビルの壁に小さな落書きだったのがいつの間にか全体に広がっていたり、明らかに違う人が書いているんです。

駅前に乗り捨てられたオートバイの部品の一部が盗まれた途端に数日後には骨だけになっていたりするものです。

昔から「小さな犯罪が大きな犯罪の引き金になる」とか「味をしめたら次は大きな事をしでかす」とかいったものです。

人間は基本的にそんなものを持っているようです。信じたくはありませんが。
逆もいえますよね。

そんな事を考えてましたらこんな文章にぶつかりました。

「ブロークンウィンドウ(割れ窓)理論」

『ブロークンウィンドウ理論とは,スタンフォード大学のフィリップジンバルト教授が実験によって証明された理論。
普通の車とフロントガラスの割れた車をそれぞれ住宅街に放置。
1週間後、普通の車は変化がなかったが、窓の割れた車は次々にガラスを割られ、金になる部品はほとんど盗まれていた。
これは、小さな犯罪を放置すると、やがてそれが大きな犯罪につながるという犯罪心理学の理論。』



Posted by mister_kei0918 at 18:19│Comments(1)
この記事へのコメント
「感謝って何?」で検索してこのブログに出会いました。
色々悩める私にとって、とても参考になります。
50代半ば、もう先が見えてるのに・・・。
何やってんだか・・・と言うか、今までどう生きてきたの・・・って感じです。
我ながら情けない・・・と言う思いと、これが自分だという思い・・・。。
    
                    50代 女性
Posted by シオン at 2008年01月07日 11:08
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