2008年01月29日

「あの講師は何なんだ」

小学校の先生をしてきました

小学校の子供たちを前にして、話をしてきました。

以前、福岡市中央区のPTA会長を数年してましたので子供たちを前にして話すチャンスは幾らもありましたが授業は初めてでした。

当たり前ですよね、先生ではないのですから。

内容は「租税教室」。
相手は小学校6年生。

子供たちに税金の事をもっと知って欲しいとの願いからでした。

真剣な眼差しの子供たちの表情を見てましたら、これはいい加減ではいけないなと思った次第です。

私の顔や様子を一生懸命見ている子、

タイミングよく相槌を打ってくれる子、

聞き漏らすまいとメモを取っている子。

実は今時のお子さんですから、話を聞くのもニヤニヤしてみたり、話をしていたり、或いは声を上げたりする子が中にはいるのではないかと考えていたんです。

見事に裏切られてしまいました。

考えてみたらそうですよね。
私の6年生時代はまだまだ子供じみていて遊ぶ事しか考えた事はありませんでした。

今の子供達は凄く豊富な情報の中で生活してますし、揉まれてますから私の10代後半頃くらいの成長を見せているのではないかと思うくらいです。

教室の後ろの方には校長先生、教頭先生、税務署の職員数人、会社の経営者が5~6人くらい。

さながら、先生方の教育研究集会のようでした。

おまけに撮影までされて。

税金を理解していない私が租税教室をするのですから滑稽そのものですが税務署の方々にして見ると興味深深、冷や汗ものではなかったでしょうか。

当の私はといえば、自分の浅知恵だけで、自信たっぷりと話してきましたので極めてスッキリです。

後から校長先生から税務署へ「あの講師は何なんだ」とお叱りを受ける事がなければ良いがと安堵しきりです。

久しぶりに前にした子どもたちの姿に私の方が感動を致しました。

子どもたちに「有難う!!」

落ち着いたら学校へ私の方からお礼状でも発送いたしましょう。



Posted by mister_kei0918 at 14:47│Comments(0)
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