2008年02月28日

働くは「端(はた)を楽させる」と書きますから

自分を守るためにも人を大切に

人間、幾つになっても自分が可愛いものです。

どんな苦境に立たされても、どんな不幸に陥っても決して自分の精にはしたくないものです。

或いは日本人の持って生まれた国民性で、幾らか自虐的なところはありますが究極のところ、結局は他人や社会や政治、経済の精にしてしまうところがあります。

「自分の精だ」等といいながら、それは裏返しの言葉であったりもします。

本当に自分が可愛かったり、守りたかったりするならば、昔から大人に言われました。

「自分が可愛ければ、自分を守りたければ他人を大切にしなさい、他人を守る事、他人に役に立つ事に徹しなさい」

事のつまりは、周りや家族、他人が物言わずとも守ってくれるというわけでしょう。

良く「自分の幸せを求める前に他人を幸せにする事を考えなさい、実践をしなさい」と。

つい、目の前の利益ばかり追求しがちな私ですが、それだからこそ自己利益や保身ばかりが先立ってしまいます。

本当は幸せは自分で勝ち得たものは僅かで、殆どが他人から頂くものかもしれませんし、より深い、より持続性のある幸せほどそうなのかもしれません。

身を粉にして働く、それも他人の為でありたいものです。

だって、働くは「端(はた)を楽させる」と書きますから。



Posted by mister_kei0918 at 16:13│Comments(0)
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