2008年03月30日

花は見て上げなさい、人は見つめなさい

花は見て上げなさい、人は見つめなさい

まさしく春真っ盛りになってきました。

福岡の桜は部分的に或いは花木の個体によっては既に満開を迎えている木もあります。
でも大半の桜はまだ。

あと4、5日を待たないと満開にはならないような気がします。

桜だけではありませんよね。チューリップ、パンジー、ラッパ水仙、こぶし、木蓮、もうつつじの蕾も色づいてきました。

ここ数年、花木、特に花を見ることが大きな楽しみな一つになって来てます。

美しいですよね、
どうしてこんなに美しいのだろうと訝しくさえ思ってしまいます。

造形美というか、創造主の力の凄さと言うか、自然の美しさに圧倒されてしまいます。

それとそんな花たちの美しさに傾けられる心の有難さや、今の自分の心のゆとりに感謝しています。

いつも花を見ていてやはり見て欲しんだなと思わずにはおられません。

桜などは特にそうですが、
たかが4、5日の花を咲かせるために一年間の酷暑や厳寒に耐え抜き、春を待ちわびるかのように蕾を色づかせ、木一杯の花を咲かせるエネルギーはたたえて上げねばいけませんし、やはり見てあげなくてはいけません。

気をつけてみていると花を咲かせる前の桜の木は幹までも色づいてくるようにも思いますがどうなんでしょうか。

人もそうです。
家族も友人も見ることも大切さを痛感してきました。

逆に眼をそらす事、見ないことがどんなに恐ろしい結果をもたらすか、今の時代が証明してくれてます。

人の場合は、
心が存在しますから見るだけでは満足しませんよね。

他人は見るだけでもいいかもしれませんが家族や恋人、心寄せる人々は見つめなくてはいけないように思います。

見て、表情や内面をも見てあげたいとする思い、それが「見つめる」。

心を通わせようとする思いが「見つめる」という行動の始まりだと思うのです。

人は見つめられる事でより進化しようとする行動や美しくなりたいとする努力、真剣の自分のことを思ってくれているという安心感、また自分に対する期待感をも感じたりも致します。

デビュ仕立ての女優さんが見る見る磨かれていく様子などはまさしくそんなことではないでしょうか。

振り返ってみますと人を「見つめる」という事は、結局は自分を成長させ、高める効果を持ち、内面を見つめる事になるようにも思います。

人を見つめるには、人から見つめられる事に耐えられる自分でないといけないことは当たり前ですよね。

難しいことですが、見つめる事はより深い心の想いがそこに存在するようです。



Posted by mister_kei0918 at 13:37│Comments(0)
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