2008年03月31日

時には苦手、不得手な振りをする

時には苦手、不得手な振りをする

完璧な人間っていませんよね。

想像してみて父親が完璧だったり、社長が完璧だったら何か気味が悪くありませんか?

或いは母親でもいいですが、完璧な母親っていませんしいたらお会いしたいくらいです。

人間ってそんな風に作られているんではないでしょうか。
だから、キリスト様でもお釈迦様でも苦難の修行や道を歩まれたんだと思います。

或いは自分は完璧だと思っている人は存在しますよね。

実は完璧なのではなくて、思い込みが激しくて自己主張が過ぎていて、自分知らずで我侭で、世の中知らずなだけなんですけどね。

やはり人間らしいのは、完璧でない若しくは完璧とは程遠い人間ほど親しみやすくて、手を貸しても上げたいものです。

人間としての経験や苦難を人並み以上に経験したり、その道の勉強を重ねたり、修行に余念のない方もおられます。

私が存じ上げている方々の中にも、ただ拝見しているだけでも心休まる人はおられるものです。

見てますとそんな方でも、苦手な部分、不得手な所が存在する事に気づきます。

わざと作っておられる部分もあるように見受けられることもありますが、大概はその人となりがそうさせている、あるいは人として全てを完璧に行う事の困難さを痛感しますし、一面その壷をちゃんと身につけておられるようにも思えます。

或いはそんな方々は、比較的に割り切っておられて、出来ないところはしっかり人に任せる、人を信頼する術を備えておられるように見受けます。

家庭でもそうですが、
人間的に尊敬できない父母では困りますがそうでない範囲では父親とて苦手な部分や不得手なところがあるんだということを見せておいても良さそうです。

その方が却って子どもの成長を早め、自立心を育て、自分の力を人の為に遣うことを覚え、存在価値を自らが見つけるように思われます。

企業でもどうも同じに思えます。

私などはつい負けず嫌いですから、
子どもにも無理して完璧であろうと努めてきましたが、どうせ死ぬまで続けられる訳でもありませんし、人間何処かでボロが出てしまいます。

そこで信頼を失ったり、過去を否定されても大変ですからできれば最初から、弱みを見せたり苦手な部分や不得手な所を見せたり、作っておいてもいいかもしれませんね。

人間の関係ってむしろそんなところから深まるようですよ。



Posted by mister_kei0918 at 08:37│Comments(0)
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