2008年04月21日

ツバメの季節

ツバメの季節

今年もツバメの季節になりました。

最近、見かけるようになったツバメはまだ細身。今から栄養を取って丈夫な子どもを出産するのでしょうね。

ウグイスのさえずりも街中で聞く事が出来ます。

私共の身近で子育てをしてくれますし、その場所も大概が軒先ですから身近なツバメです。

大人の世界では、とりわけ男の世界ですが若い男と中年の女性が歩いてたりすると「若いツバメを連れて」等と揶揄されたものです。

ツバメを見る頃になると、春の真っ盛りだねとか、もう梅雨が近づいてくるねなどとも言われます

季節の移り変わりは、そんな動植物や雲や空の天体が間違いなく教えてくれます。

とりわけ、懸命に何度も何度も、雛の為に餌を運ぶ雌ツバメの姿には心打たれるものです。

だからこそ、人々は今年の巣も崩したり壊したりする事無く、大切に来年の為に取っておいたりも致します。

通じるはずはありませんが、そこが人間の優しさなのかもしれませんね。

通うはずの無いツバメに心や思いやりを伝えようとするかのように。

そうですね、伝わらない事は百も承知ですが、人間の感情としてそうせずにはおられないのでしょうか。

ツバメは益鳥でもありますし、特に九州の私どもにとっては新幹線の名前でもお馴染みです

季節の到来を確実に伝えてくれるツバメは子育てが終わるとまた南へ下っていきますが、来年にも顔を見せて欲しいものです。



Posted by mister_kei0918 at 14:27│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。