2008年04月24日
「自分が出来なかった事は子どもにもさせない?」
「自分が出来なかった事は子どもにもさせない?」
社会に反する事や迷惑や混乱をさせるような事、或いは法的に許されない事は子どもにさせるべきではありませんが、経済的、時間的ゆとりや当の子どもが納得の上でやりたいということは出来るだけさせた上げたいというのが親心というものでしょう。
子どもがやりたいといっても、させてはいけない事、やりたいといってもさせてやることが出来ない事情もあるものです。
やはり説明が必要なんでしょうね。
頭ごなしに「ダメ!!」と言われても子供にしてみれば勝手な親のエゴや無視した態度と思われても困ります。
ちゃんと説明をすれば、理解の早い子、親の立場を理解しようと思う子は納得してくれますし、子どもにとっても一つに人生経験ですから大いに役に立つものです。
一般的には自分ができなかった事は子どもには経験をさせたいものですが。
ところが、何と言う理由がある訳でもないのに子供がしたいことをさせてあげたくない感情があったりも致します。
親自身もその訳はしっかり分かっていないのです。
私も子育て時代にそんな事を経験しました。
今思うと、子どもの言うとおりさせておけば良かったんです。
ところがそのときは当然のように「ダメ!!」の一言。
以前にもブログに書いたことがありますが、多分私だけの経験ではないでしょう。
皆さんも思い当たる事があるのではないでしょうか。
今だからこんな事を語れますが、
当時の子どもが若し理解力があったとしたら「この親は何なんだ」と訝られたかもしれませんね。
或いは子どもから三行半を突きつけられたかも。
こんな事もその一つです。
私が小学の6年生の頃(5年生?)、町内に剣道を教えてくれる先生がいて近くの子どもたちは殆ど竹刀を買ってもらって稽古に励んでました。
私の家は大変な貧乏所帯で(父はいませんでしたので)母は入院、生活保護を受ける状態で私一人でご飯を炊いて(ちゃんと食事など作れてはいません)それに醤油をかけて食べるような事でした。
当然、竹刀は買えるわけがありません。
離れて住んでいた祖父がたまたま、私の様子を見に来て気づいてくれました。
そこで私に物置に置き去りにされていた竹刀を与えてくれたのです。
ところが、数十年も置き去りにされていた竹刀が使えるわけはありません。
虫に食われているし、黒くすす汚れているし。当然途中で挫折をしてしまいました。
結局は剣道の練習に入らない方が良かったのです。
笑いものになってしまいました。
次男が小学校5年生でしたか?「お父さん、学校の剣道部に入りたい」。
強く懇願を致しました。
頑として聞き入れない私に家内が言いました。
「お父さん、子どもがあんなに熱心にしたいという事をどうしてさせないの」。
聞き入れない私自身も理由が分からないのです。
どうしても部活で剣道をする事を許さない私が。
結局は最近、そのことに気づかされたのです。
こんな事は子育て時代に知ることが大事なんですが、親のいない状態での生活は知る術が無かったのかもしれませんね。
次男だけではなく、子どもたちには申し訳ないことをしたものだと後悔してますが、彼らが偉かったんですね、親の足らない部分は自ら補ってくれました。
社会に反する事や迷惑や混乱をさせるような事、或いは法的に許されない事は子どもにさせるべきではありませんが、経済的、時間的ゆとりや当の子どもが納得の上でやりたいということは出来るだけさせた上げたいというのが親心というものでしょう。
子どもがやりたいといっても、させてはいけない事、やりたいといってもさせてやることが出来ない事情もあるものです。
やはり説明が必要なんでしょうね。
頭ごなしに「ダメ!!」と言われても子供にしてみれば勝手な親のエゴや無視した態度と思われても困ります。
ちゃんと説明をすれば、理解の早い子、親の立場を理解しようと思う子は納得してくれますし、子どもにとっても一つに人生経験ですから大いに役に立つものです。
一般的には自分ができなかった事は子どもには経験をさせたいものですが。
ところが、何と言う理由がある訳でもないのに子供がしたいことをさせてあげたくない感情があったりも致します。
親自身もその訳はしっかり分かっていないのです。
私も子育て時代にそんな事を経験しました。
今思うと、子どもの言うとおりさせておけば良かったんです。
ところがそのときは当然のように「ダメ!!」の一言。
以前にもブログに書いたことがありますが、多分私だけの経験ではないでしょう。
皆さんも思い当たる事があるのではないでしょうか。
今だからこんな事を語れますが、
当時の子どもが若し理解力があったとしたら「この親は何なんだ」と訝られたかもしれませんね。
或いは子どもから三行半を突きつけられたかも。
こんな事もその一つです。
私が小学の6年生の頃(5年生?)、町内に剣道を教えてくれる先生がいて近くの子どもたちは殆ど竹刀を買ってもらって稽古に励んでました。
私の家は大変な貧乏所帯で(父はいませんでしたので)母は入院、生活保護を受ける状態で私一人でご飯を炊いて(ちゃんと食事など作れてはいません)それに醤油をかけて食べるような事でした。
当然、竹刀は買えるわけがありません。
離れて住んでいた祖父がたまたま、私の様子を見に来て気づいてくれました。
そこで私に物置に置き去りにされていた竹刀を与えてくれたのです。
ところが、数十年も置き去りにされていた竹刀が使えるわけはありません。
虫に食われているし、黒くすす汚れているし。当然途中で挫折をしてしまいました。
結局は剣道の練習に入らない方が良かったのです。
笑いものになってしまいました。
次男が小学校5年生でしたか?「お父さん、学校の剣道部に入りたい」。
強く懇願を致しました。
頑として聞き入れない私に家内が言いました。
「お父さん、子どもがあんなに熱心にしたいという事をどうしてさせないの」。
聞き入れない私自身も理由が分からないのです。
どうしても部活で剣道をする事を許さない私が。
結局は最近、そのことに気づかされたのです。
こんな事は子育て時代に知ることが大事なんですが、親のいない状態での生活は知る術が無かったのかもしれませんね。
次男だけではなく、子どもたちには申し訳ないことをしたものだと後悔してますが、彼らが偉かったんですね、親の足らない部分は自ら補ってくれました。
Posted by mister_kei0918 at 15:28│Comments(0)