2008年04月30日

仮想と現実の区別がつかなくて

仮想と現実の区別がつかなくて

私共の若い頃というか、
それ以前或いはもっと昔もそうだったのですが、殆どが現実の世界が自分の知りえる世界であった筈ですが、現在は現実の世界ではない仮想世界、または空想世界といっても良いかもしれませんが日常的に分け隔てなく接する事になってしまいました。

そこまでいかなくても、世界中で起こる全ての事が時間差無く、いつでも何でも見える状態も色んな現代の状況に反映し、影を落としているのかもしれません。

ですから、
今時の子どもたちには現実とは違う世界もあるということも教えておかないと大変なことになるような気も致します。

その様な世界で生きていかねばならない子供達に同情もしてしまいます。当の子供達は意識していないかもしれませんが。

現実に起こっている事件や事故。

どうしても過去には想像も出来なかった、あるいは起こっていなかった、存在していない事件事故が余りにも多すぎるようにも思えます。

映画も漫画も、アニメもそうです。
素晴らしい作品が殆どですが中には、本来なら眼を覆うような描写がなされているなどの作品があります。

社会構造の変化も見逃せません。唯でさえ精神的に過重な負担がかかっているところですから。

街中に溢れる情報の中にも、引き金になるようなものも存在します。

殺人事件も極めて異常な、しかも猟奇的な事件、尊属的な殺戮が多いですよね。
オーム真理教に代表される人の心理を変えて行うとんでもない事件。
個人が銃器を使った事件など。

そのような影響を受けて発生した事件事故が続く事が結局は現実を作ってしまうものです。

余りに過激な仮想や空想社会を繰り返し繰り返し見せ付けられることによって、現実との区別がつかなくなってきているのではないでしょうか。

子供達には出来るだけ、優しいもの、明るいもの、心豊かになるものをみせてあげるように努める事が大事なようです。

それと常に親と一緒に行動できる機会を作ってあげることも大事なようです。親の姿から現実を学ぶ事は結構多いものです。

摺り込まれた脳は、現実社会へ引き戻す事は不可能と思っていたほうが良さそうです。
親によって摺り込まれることもあるものです。

こんな事を考えてますと私の子育て時代は既に終わりましたので良かったなと思っております。



Posted by mister_kei0918 at 09:37│Comments(0)
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