2008年08月22日

会社も長続きはしないかもしれません

聞こえない振り、見ない振りも時には大事

年をとると耳は遠くなるし、目も老眼化し、聞こえたはずの音も聞こえなかったり、見えていたはずの目も殊のほか力を失い、情けなくもなるものです。

でも、考えてみると全てが聞こえて、全てが見えても困りものです。
時には聞こえても聞こえていない振り、聞いていない振り。
見えていても見えていない振り、見ない振りが大事なときがあります。

子育てもそうです。
何でも係わってくる親など、子供にとっては鬱陶しくて溜まりませんし、今どきの言葉で言えば「うざい」でしょうか。

そばからそっと見ておいて大事なときにだけ、注意をしたり指導をしたりするのがより、素晴しい子供つくりの秘訣のようです。放任も困り者ですが。

或いは子供は自分に不安を感じたり、どうにもならないときには自ずから助け舟を要求してきます。

会社でもそうです。
何でもかんでも先輩が、係わってきたり、口を挟んでいると後輩や新入社員は決して育たないものです。

自分で考えさせる、研究をさせることがいち早く成長させる早道のようです。

経営者も考えねばいけないところのようです。
口うるさい経営者、こんなに嫌なものはありません。

社員に仕事を任せきれない社長、信頼を寄せない社長の会社は業績も好くなることはそうは無いでしょうし、社員が育つのも難しいもの。長く勤めたいとは思わないでしょうし、会社も長続きはしないかもしれません。

面倒見の良すぎる人の部下は最も能力の向上が遅く、成長が遅れること必死です。
また、人間関係を損ねることにもなりかねません。

「見ざる、言わざる、聞かざる」は無視に繋がりますので極端で困りものですが。

何でも間でも関与せずに、時には「聞こえない振り、見ない振りも時には大事」なようですね。

良く言われる過干渉、過剰な関与はいい結果には余りならないようです。

今日から気をつけていきます。



Posted by mister_kei0918 at 08:01│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。