2008年11月13日

人間性の低さを露呈することになってしまう

いつも自分を見つめる癖

自分の内面の姿、汚さを見るのは人間誰しも嫌なものです。

日本人は自虐的な側面を多くもっているとも言われますが、とりわけ自分のこととなると誰しも人よりも劣っているとは思いたくありませんし、優位を保っていたいと思うものです。

どうも友人や知人を見ていても、
自分の不利なところや弱さ、不得手なところをしっかり把握している人や認めている人に限って、却って強い姿を垣間見たり、人への優しさを持ち合わせているようにも思えます。

「子供は親の鏡、親は子の鏡」等といわれます。

或いは「会社は社長の器以上にはならないとか」、「会社は社長の姿を映した鏡」などとも揶揄されます。

自分の姿は何処かに映っているのですが、出来るだけ見ないようにしているか目をそらせているようです。

特に私はそうなんです。

人の非難中傷はしっかりするのですが、こと自分に及ぶと優れているところなど無いくせに粋がってみたり偉ぶってみたり。

結局は非難中傷、誹謗していることの全ては自分の事なんですが、自分の事の裏写しであることを気づいていないか、知らん頭を通しているのです。

本当は自分のありのままの姿を見ることは、気持ちのいいことなんです。
それに気づいていないんですよね。

自分の傷を舐めることは、自虐的であるようで実は心地いいことのように思います。

いつも自分を見つめる癖。

他人にはいいとこ見っけ、自分にはいいとこ見っけと劣っているところ、悪いとこ見っけがバランスが取れて良さそうです。

案外、自分のいけないところ、劣っているところ、努力しないといけないところが見えてくると努力のし甲斐もありますし、何よりも自分自身が可愛くもなるものです。

自分の優位性をのみ強調するのは見苦しくて、褒めたものではありませんし、付き合いづらいものです。

却って人間性の低さを露呈することになってしまいますし、おだてに乗せられたり、有頂天になったりろくなことはなさそうです。

人は一旦緩急あるときには人並み以上に力を発揮することは大事なことですし、それが頼りがいということでしょう。秘めた力こそ賞賛されることでありその為の日常のような気がします。

いつも自分を見つめる癖。

それはまた、日ごろから精進する姿や真摯に努力する様子が見えて楽しくもあるものです。
今日よりも明日、明日よりも明後日。



Posted by mister_kei0918 at 15:16│Comments(0)
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