2007年04月29日

怖からずに、恐れずに、勇気を持って

若いうちから自己投資を

「後悔は先に立たず」とは言い古された言葉ですが、これほど私の長い人生にあって痛切に感じるものはありません。

「私の人生」と断りましたが大方の方が感じられる事ではないでしょうか。
私は社員にも子供たちにも、出会う若い方々にも良く「機会損失、チャンスロス」という言葉を口にします。

実は私が若い頃、コンピュータメーカーに勤務しソフト開発をやっているとき、
「コンピューターの導入の時期を逸すると大変な事になりますよ」、
或いは「企業の存続の危機に立ち至ったり若しや命取りになる可能性もないではありません」とか「競争他社が先んじてしまえば、それこそ追いつく事は至難の業ではありませんよ」などと口にしていたものです。

正直なところで言えば、コンピューターのように技術的な進歩の激しいもの、
極めて複合的な技術が絡み合っているシステムで動くようなものは一番乗りの導入でも良くないんです。
メーカーにもある程度は技術を集積させ、ライバルの数社が導入し本稼動を確認するぐらいの余裕があったほうが良いようです。

私も色んな姿を見てきましたので。
その方がライバルを出し抜くシステムの確立が出来るようです。

私の人生で早くから自己への投資の大切さをこんこんと教えてくれる人がいればあと少しましな人生を迎えていたかもしれません。

決して今が辛いとか苦しいとかを言っているのではありませんよ。

今は今で充実した豊な人生を遅らせていただいていると思っていますし、
後悔をするものではありませんが人生一通りではないわけですから違った道を歩む人生も経験したかったと言えばご理解をいただけますでしょうか。

最近、私の行動パターンは出来るだけ若い方々にお会いする、
できるだけコンピューターやデジタルコンテンツの世界の方々との交流を図る、
業界と関係のない方々との付き合いを出来るだけ求める、
或いは自分から仕掛ける、
若しかすると私の知りえない社会の存在を見る努力をする・・・こんなところでしょうか。

つまり日常の仕事やお世話にかまけるあまり、自己投資を怠ってきたと思われるからです。

人に言わせるとその事が実は自己投資なんだという人もいますし、
時間が経過したから新たな要求が出てきたんだと言う方もおられます。

でも、私が今頃になって欲している自己投資の要求は今までに気がついていて、かつ時間が取れれば過去にも出来たはずなんです。

ただ私が気がつかなかった、必要性を感じなかったという事でしょう。
或いは無視してきたといっても過言ではないようにさえ思います。

十年早く、今の私の境地に私が気づき、行動を起こしていたなら、今以上に面白い人生、ワクワクする人生が存在していたかもしれません。

常にアンテナを張り巡らせ、自分の知らないところにこそ物事の真実や未踏の世界があることを若い方々に知っていただきたいと思います。

或いは日本を離れてもいいかもしれません、
情報が飛び交う世界ですから体は日本にあっても自己投資の世界を海外に求める事も出来る時代となりました。

少しは金銭的にも自分の懐具合だけで相談せずに、思い切った事も若い頃ならできるはずです。

私の最近の経験でも凄い世界があるものだと痛感したことがあります。
それも20年若かったら大変な事になっていたかもしれません。

皆さんも怖からずに、恐れずに、勇気を持って自己投資を、特に若い方には!!



Posted by mister_kei0918 at 11:29│Comments(0)
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