2007年07月18日

単なる節約家、倹約家ではなくて

補修だらけのランドセル

皆さんの小さい頃はどうでした?

目の前を大きなランドセルを背負った一年生でしょうか、すれ違いました。

私の一年生時代は勉強机なんて当然買って貰える環境でもありませんし、洋服だって制服ではありませんでしたので新しく買っていただいたものの中で今でも鮮明に思い出すのはランドセルです。

あ、そう言えば入学式の洋服は新調して貰ったような気がします。
たった一枚の写真が存在しますから。

母親に初めて会ったのが一年生になる直前でした。
母としても多分、一年生になるときには自分の元へ呼び寄せる事でそれなりの準備はしていたのかもしれませんね。

入学式の前夜、買って貰ったランドセルを背負っては下ろし背負っては下ろしをした記憶があります

そのランドセルは実はボール紙で出来ていたんです。

今時そんな事はありませんし想像も出来ないでしょうが実はそんな時代だった事もありますが当然皮で出来たランドセルなんか買える訳がありません。

使っているうちにひび割れが出始め、テープで留めて背負った記憶があります。芯がボール紙ですから裂け始めると止まりませんよね。

でも、後生大事にしたものです。
何年生まで使ったかは記憶にありませんがそんなに長くはなかったでしょう。

消しゴムだってそうでしたね、粉になるまで使いましたし。
鉛筆だってもう芯だけになりそうなところまで使ったものです。

節約、倹約だけが美徳とは思いませんが、気持ちに中にはいつも持っていなければいけないことですよね。

時には笑われるくらいに節約家だったり、倹約家だったり。でも時には凄い決断でもって驚くほどの物や情報を買うこともあったりして。

どうも周りの人、特に自分一代で大きな資産を手に入れたり、しっかりした経営をし大成した先輩たちを見ていると皆さんそんな一面を持っておられます。

単なる節約家、倹約家ではなくて、その時の為に備えつつ必要と決断したとき、チャンスと見たときには違った一面を見せられるようです。

こんな文章がありました。

『ボロボロの筆箱。A君が6年間使い続けた筆箱です。
「1年生のとき、担任の先生から言われたんです。
『筆箱は6年間大切に使うように…』って。だからボクその約束守ったんです」。
お母さんが言いました。
「おかげでものを乱暴にしないだけでなく、人を大切にする子どもに育ちました」。
先生の一言ってすごいですね。』



Posted by mister_kei0918 at 07:30│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。