2007年11月16日

嘘も方便?そのうち嘘つきに!!

嘘も方便?そのうち嘘つきに!!

私も社員に時々こんな事を言ったりします。
「お客さんに不安を与えない為には嘘も方便だよ」とか
「時と場所によっては嘘も仕方のないときがあるもんだよ」などと。

でも、実はそれは拡大解釈されて、理由が許すなら嘘をついてもいいということになって見たり、少しの嘘ぐらいは構わないとかになってしまうものです。

嘘が嘘を呼んで取り返しのつかないことになっていたり。

また、人間は次第に次第に方便の枠を広げていくものです、
自己都合で。

自身の感覚も麻痺してしまい、嘘をつくのが気づかないうちに日常的になってしまいます。

取り返しのつかないことに発展してみたり、相手を惑わしてみたり傷つけてみたり。

人生そのものが嘘に塗り替えられた人もいないではありません。

法螺(ホラ)吹きの人がいつの間にか、信用されない人間になっていたり、いつも猜疑の心で相手をしていないと何が本当で何が法螺なのか区別がつかなかったりもするものです。

今日、ラジオに出演されていた評論家の秋山ちえ子さんが
「小さな嘘でもつかなくてもいけないときは黙ってしまうのが一番」と言われてました。

余りにも真っ正直だけでも生きてはいけない時世になってきましたが、自分の思いとしてはそんな心がけ程度で一番良さそうです。


『よほど巧みに嘘をつけない限り、真実を語るに越したことはない。  Jジェローム』


『人々がいつでも、正直なことをいうのはなぜか。神が嘘を禁じたからではない。それは、嘘をつかないほうが気が楽だからである。  ニーチェ(独 哲学者)』



Posted by mister_kei0918 at 20:13│Comments(0)
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