2008年03月19日

恥は重ねる程に人を強くし、嘘は重ねる程に奈落に落ちる

恥は重ねる程に人を強くし、嘘は重ねる程に奈落に落ちる

私などは赤面症ですから人前で話すのも嫌ですが、出来ることなら嘘をつかないで過ごせると嬉しいのですが。

やはり「嘘も方便」宜しく止むを得ずつく嘘もあるものです。

また、それが世渡りを上手なものにしたり、相手に好都合な状況を作ったりもするものです。

だから、つい小さな嘘のつもりが大きくなってみたり方便を重ねるうちに嘘の塊みたいな人間にもなってしまったりもします。

恥は字の如く「恥じて耳を赤らめる」。
人間らしい字に思えませんか。赤くなった耳たぶは何となく微笑ましかったり、可愛らしかったり、心の素直ささえ感じてしまいます。

「恥を知り、修養をして善に至る」とも言いますし、恥を知らない人を「厚顔無恥」とも言います。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とはよく言われます。
恥ずかしいと思わないでどんどん尋ねたほうがいいよとのこと。

知識を豊にし、人との交わりを良くし、恥ずかしさを乗り越えるたびに人間として強くなっていきます。

「嘘から出た誠」とも言います。

嘘にまみれた人生は人間関係も構築できませんし、信じてもらえない人生はこれほどつまらない、惨めな人生はありません。それを「自業自得」とも言いますが。

嘘で塗り固められた人生は、もう嘘の中でしか生きる事は出来ませんし、嘘で貶めた人の数以上に自分を陥れる事になってしまいます。


『人々がいつでも、正直なことをいうのはなぜか。
神が嘘を禁じたからではない。
それは、嘘をつかないほうが気が楽だからである。
ニーチェ(独 哲学者)』

『よほど巧みに嘘をつけない限り、
真実を語るに越したことはない。Jジェローム』



Posted by mister_kei0918 at 15:13│Comments(0)
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